医療理念
医療理念|フカダンデタルクリニック
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    •  フカダデンタルクリニックの医療理念はFDCという私が主宰するセミナーで深田自身の行動理念として提唱してきた理念そのものです。

      その姿勢は「始めに人ありき、医療であれば患者ありき」

       次に、歯科医療は「感情を有した人間の一臓器である歯牙及びその周辺を治療する医療であること」の認識から始まります。

  • フカダデンタルクリニックでは医療の四原則を目標として掲げています。

    • 疾病の悪化抑止と病状の改善
    • 口腔機能の回復
    • 組織の再生
    • 患者さんの精神の安定
  • フカダデンタルクリニックの医療理念は「臨・学・経、三立一体」です。

    •  院内で行われている治療技術は治癒率が高いことが望まれます。そしてその技術は学問的裏付けがあることも必要です。
    •  私たちは歯科医業を生業としなければなりません。そこで健全な経営理念も必要になります。つまり、臨床・学問・経営の三つの要素により良きバランスが求められます。 
    • (以上FDC講義録より)
  
  •  フカダデンタルクリニックは現在、重症歯周病歯には非外科的骨再生理論(=F-METHOD理論)、重症虫歯にはRET深田理論を採用し、著しい効果を上げています。

  •  そしてフカダデンタルクリニックの大きな目標はこの大きな二つの治療法によって、歯槽骨を再生し「脱インプラント」を追求していくことです。
  • フカダデンタルクリニックの沿革
    •  私(深田邦雄)は1973年、東京四ッ谷(番地名 新宿区本塩町)で開業し、早40年になります。
      開業当初は大学で実践していた「ラバーダムをかけて根管治療をする」こと、そしてこれを実行し、それに比例した治療成績をチャージの面で獲得出来ればというのが私の夢でした。従って根管治療にはそれなりの時間をかけてやっておりました。 しかし、その頃、一般的歯科医の多くは1日50人、もしくは100人以上の患者さんを診ているのが通例でした。 同世代の開業医たちも、根管治療などに長い時間をかける歯科医はほとんどいませんでした。従って私の収入は彼らのせいぜい3分の1~5分の1が関の山でした。ラバーダムをかけての根管治療をすれば良い結果が出るかといえば、そうでもありませんでした。

       当時は、同業者の噂や歯科雑誌の情報から色々な講演会や研修会を受講し、実践を試みました。しかし、積極的にその技法を取り入れるには色々疑念を感じる期間が続きました。
       ある時、ボストン大学の根管治療の名医と言われるシルダー先生の講演会に出席し、その症例の美しさと治癒像に感激したのを覚えています。その技法はウォームガッタパーチャーテクニックでした。日本でもO先生が開発したオピアンキャリア法というウォームガッタパーチャーテクニックがありました。しかしこの技法にはまだまだ難点があり、個人的には全面的に受け入れられるものではありませんでした。かと言って、シルダー法テクニックを身に付けるのは至難の業でした。
      (※シルダー先生は、個人的には自分の手技を教えなかった人です。しかし、現在ではその教わらなかったシルダー法テクニックも安全に実践出来、人に教授もできます)

       そこでO先生の技法の最大の難点を解決するにはどうしたらいいか、苦悩の日々が続きました。ところが、ある日突然、技術的にはこうあるべきだと言うヒントを得て、その手技に従って根管治療をすると驚くべき良い結果が出るようになりました。しかし、裏付けとなるその原因と仕組みを他の歯科医に説明する手立てが私にはありませんでした。 しばらく流体力学の専門書を読み漁りました。その中でたまたま見つけた「レオロジー」と言う概念が、開発した治療法を理論武装するものであるとを確信しました。と同時に、 他の歯科医に治療技術を教授する「深田式透明模型」を開発しました。※深田式透明模型は棚橋発明賞受賞)
       このトレーニングツールを開発したこともRET深田法を発展させた一助になっていると思います。

  •  1979年から今年までRET深田法の研修会を開催、延べ1300名の歯科医の方々が受講しました。但し、その内、何割の皆さんが実践されているか定かではありません。RET深田法は安直な技法ではありませんので、実践している歯科医はせいぜい200名止まりだと推測します。
  •  1979年から1982年、理化学研究所高分子物理・生体物理研究室(主任研究員は深田栄一博士)の外部非常勤研究員としてレオロジー及び圧電気・生体電気理論の指導を受け、RET深田法の研究を発展させました。
  • 米国歯内療法学会症状 米国歯内療法学会発表風景
  •  1981年、AAE(米国歯内療法学会)にて根管治療の分野で世界で初めてレオロジー理論を取り入れた「RET深田法」を発表し、大きな評価を得ました。 友人のレイモンド・T・ウェーバー先生(元フロリダ歯学部歯内療法準教授)はその時の感想を次のように拙著の推薦文に書かれています。

      •  推薦の言葉
      • フロリダ大学歯学部助教授 レイモンド・T・ウェーバー
      •  深田先生は歯内療法学の分野に華々しく登場し、名声を確立しつつある学究である。先生の業績は、日本国内は言うに及ばず、当合衆国においても、1981年度全米学総会での講演を通じて、広く本学に携わる者の衆知するところとなった。歯内療法大系を形成する諸学の厳密な考究に対する先生の献身は、本学の成果を最大ならしめるための貴い努力である。先生の目的達成に対する熱意、広汎な臨床経験、不断の研鑽、これらが相俟って、ここに「レオロジカル・エンドティック・セラピー」として、先生の思想の集大成をみた。これは歯内療法の究極の理想を追求してきた先生にとって、その目的の成就と言うべきものである。

      •  現在はRET深田法の他に水酸化カルシウム療法も併用し、さらに治癒率の高い根管治療を目指しています。

     
  •  理化学研究所に出入りするようになって、深田栄一博士から圧電気や骨と電気刺激の理論の存在を知り、多年に渡りこの理論を応用する方法がないか研究してきました。
  •  1976年 全くの偶然でしたが、歯周病に罹患し、骨が吸収した症例で初めて非外科的に骨再生に成功した症例に遭遇しました。それから少しずつ骨再生例が増えていき、ただこうすれば高確立で非外科的に骨再生する事が出来るという理論や裏付けはありませんでした。
  •  ところがある日、深田栄一博士より送られてきた生化学の分野の学術論文を読んで大きな閃きを得、私の治療法をさらに発展させる理論的な確証を得ました。その時の感激は一生忘れません。それが現在の「F-METHOD」として発展してきました。
    • 感謝状 講演風景
  •  1990年代に入ってから非外科的な「歯槽骨の再生」が私のライフワークになり、大学や歯科医師会からの講演依頼が続くようになりました。
  •  重症虫歯には「RET深田法」、重症歯周病歯には「F-METHOD」を確立出来るようになったのは、深田栄一博士との出会いが大きく貢献していることは言うまでもありません。なお「F-METHOD」については2001年、日本歯周病学会秋期学術大会より、2005年、日本歯周病学会春期学術大会まで10の研究発表がされています。大きな反響がありました。
    •  1982年、根管治療について朝日新聞で紹介され、来院された多くの患者さんの重度の虫歯を救済。2007年、2009年には読売新聞、東京新聞、中日新聞で「F-METHOD」が紹介され、これを機に来院された、歯周病患者さんの1000カ所に非外科的療法で歯槽骨の再生をもたらすことができました。
    • 現在は長男(副院長)と二人で診療を行っています。
    • 院長、副院長
  • 歯槽骨再生のパイオニア
  •  「歯槽骨再生のパイオニア」と、多くの門下生から呼ばれています。
  • わたくし個人としては「治癒」という言葉に歯科医の半生を捧げてきました。
  • ただ単にそれを目標としたのではなく、現在では数多くの骨再生の実例を保持しています。
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